小学生の娘が、どんどん家事を自分でこなせるようになっています。今回は、その中でもちょっと難易度が高いと思っていた「アイロンがけ」を、ついにひとりで任せられるようになったので、その様子についてお話しします。
小さい頃から「家の仕事」を楽しんでいた娘
娘は小さな頃から家事が好きで、私のそばでいろいろなことを手伝ってくれていました。料理や手芸といった「やってみたい!」と思ってもらえがちなことだけでなく、洗濯物たたみや畑仕事など、日常の繰り返しがあるちょっとしたことも積極的です。
お料理は、今では学校から帰ると、一人でささっと材料を量って、カラフルで飾りのついた可愛らしいクッキーやパンケーキを作ったり、ヘルシーにレンジで手作りポテトチップスまで作れるほどです。先日はポテトチップスが沢山作ってストッカーに入れてあったのには驚きました!!(ちょうど白砂糖が切れて空になっていたストッカーを、娘がちゃっかりポテトチップス入れに!パカッと開けた瞬間はびっくりしましたが…妙にしっくりきて、なんだか良い感じ。これもアリかも!なんて思ってしまいました。だた、キッチンのちょうどいい位置にあるので、ついつい手が伸びちゃうんですよね…。)
裁縫やミシンも得意で、この間は学校でトートバッグを仕上げてきましたが、自分でいい感じのマチまでつけていましたし、その縫い目の丁寧さにはこだわりが感じられ、これまた完成度の高さにちょっとびっくりでした。
アイロンがけは、見守りながら一緒にやってきた
アイロンがけは、昔から手芸をする時に、しつけなどで好んで手伝ってくれていましたが、やはり熱でやけどの危険があるので、私も不安で、そばで見守りながら一緒にやっていました。
学校の授業で自信をつけ、「ひとりで」できるように
しかし、最近、学校の家庭科の授業でアイロンを何度も使っているようです。家でも、アイロンを使いたいというので、私が近くで見ていると「もう大丈夫、学校で習って何度も使ってるから!」と自信を見せてくれました。ふと、私ももっと小さい頃から、給食着にいつも自分でアイロンをかけていた記憶がよみがえり、そうだ、もう任せていい時かと、急にそんな思いになりました。
娘は思った以上にしっかりアイロンを使いこなし、スチームを使ったり、当て布をしたり、ギャザーをふんわりさせるためにアイロンの先を細かく動かしたりと工夫を凝らしていました。自分の着る服のしわが気になれば自分でアイロンをかけてから着るようにもなりました。身の回りを自分で整えるようになった姿を見て、本当に成長したなあと頼もしく感じます。
安全面を考え、ハイタイプのアイロン台も検討中
ただ、現在の我が家のアイロン台は、正座をして作業するタイプ。娘がひとりで作業する際の安全面は、やっぱりちょっと気になり始めました。以前使っていたハイタイプのアイロン台は、収納場所がないため使わなくなったのですが、立ったまま作業ができ、万が一の時もすぐに身動きがとりやすいことから、再度購入を検討しています。慣れているとはいえ、やはり安全を最優先にした環境づくりも大切だと感じています。
家事を通じて感じる娘の成長
家事を通じて、娘が身の回りのことに気を配り、自己管理を身に付けていく成長が頼もしく思えます。心配しすぎてしまうこともありますが、娘の「やってみたい」という気持ちを大切にし、少しずついろんなことを任せていきたいと思っています。
アイロンがけだけでなく、日常的に手伝ってくれている家事の中でも、お風呂掃除と、留守中の洗い物、いつも自分からやってくれるので、私はとても助かっています。