恵庭の町探検をプレゼン

1 町探検

小学1年生の「学校内探険」から始まって、2~4年生は町や地域の探険、5年生では北海道の各市町村調べと学んでいきます。つまり調べる範囲が段々と広がっていくわけです。

調べにいったときに情報を記録するものは、従来はワークシートなどの紙ベースでした。

最近は、ギガスクール構想の関係で、タブレットPCが児童1人に1台ずつ配置されています。ですから、それを使って記録写真を撮ってくるというパターンが多くなりました。

学校に戻ってからのまとめ方についても、従来は模造紙に描いた絵と言葉でまとめていたものですが、現在はタブレット付属のワープロソフトやスライドソフトなどでまとめます。

既成のソフトは、よくできており作成するのも交流するのも簡単にできてしまいます。ですから、あえて学習のまとめをプログラム的にすることは必要性が低いのが現状かもしれません。

2 調べたまとめとプログラミング

調べた情報を地図上にまとめたプログラミングの実践例がありました。

3年生では、町の自然や施設を探検して調べる学習があります。撮ってきた写真データとその場所の名称や特長の説明文を地図上で表示させるプログラムを作り、交流しています。

また、5年生では、北海道の各地の自然・産業をまとめる学習があります。この場合は、ネットを活用して写真や情報を収集しています。そして、北海道の白地図(市町村の境界線があるもの)にリンクさせたもので交流しています。

地図とリンクさせる方法は、画面上の位置情報(縦・横の座標)を使うことがありましたが、スクラッチでは、座標の範囲指定をして条件付けしなくても「このスプライトが押されたとき」のブロック命令で簡単にデータとリンクさせることができます。

自分だけの成果を交流で発表するときは、かつての模造紙発表のように手作りプログラムを作ってすることも意味があるのではないでしょうか。