高校2年生の冬休みの時点でも志望校が決まっていなかったので、オープンキャンパスの時期ではありませんでしたが、旅行を兼ねて地方の国公立大学2校に行ってみました。
敷地を歩くだけでも大学の雰囲気がわかると思ったからです。
オープンキャンパスにはあまり興味のなかった息子ですが、実際の大学に行ってその場の空気を感じ、そのうちの1校の大学に行きたいと思うようになりました。
そして高校2年生の終わりの春休みに、第一志望を決めました。
それからは、第一志望合格を目標に、約1年間受験勉強に励みました。
学校からは「夏までに受験できる大学数や浪人の可否、一人暮らしが可能かどうかをご家庭で話し合ってください」と説明がありました。
また、受験の振込なども本人が行うよう指導されました。
しかし、息子は第一志望校以外にはあまり興味がなく、受験勉強だけに集中していました。
さらに自己管理が苦手だったので、私が中心になって併願校の候補を絞ることにしました。
我が家の条件は、「国公立大学、私立大学どちらでもよい。一人暮らし可能。浪人はなし。」でした。
私自身は、理系なら研究環境が整っている国公立大学が息子に合っていると思っていました。
本人も浪人を希望していませんでしたが、本気で望むなら認めるつもりでした。
浪人をしないという方針だったため、確実に進学先を確保するためにも、すべり止め校選びがとても重要になりました。
私が志望校を決める上で考えたポイントは、次の8つです。
どれも特別なことではありませんが、実際に志望校を絞る際に役立ったポイントです。
- 行きたい大学、学部・学科
- キャンパスの場所
- 受験方式
- スケジュール
- 資料請求
- インターネットの口コミ
- 合格最低点
- 偏差値
特に息子の場合は、第一志望以外はどこでも良いということだったので、これらのポイントで志望校を絞っていきました。
それでは、1つずつ見ていきます。
①行きたい大学・学部・学科
将来の仕事につながる学部や憧れの大学があれば、志望校は比較的決めやすいでしょう。
ですが、高校3年生になっても、まだ決まってない人は少なくありません。
第一志望が決まっても、受験は何があるかわからないので、併願校も大切です。
②キャンパスの場所
息子は学部・学科が決まっていたので、次に考えたのはキャンパスの場所です。
国公立大学は地方も候補だったため、一人暮らしが前提になります。
私立の場合はなるべく自宅から通える大学を選び、実際の通学時間も確認しました。週末には、親だけで下見に行くこともありました。
首都圏の私立大学は、文系と理系でキャンパスが分かれているところが多いので、受験する学部のキャンパスを事前に把握しておくことが大事です。
③受験方式
国公立大学の場合は、受験科目の比重を考えます。大学比較一覧表より、共通テストの配点や2次科目の配点を見て、自分の得意科目に比重が高いところを選ぶと有利になります。
私立大学の場合も、同じ学部・学科でも2教科型、3教科型などさまざまな受験方式があります。また、大学によって受験科目数や配点も異なるため、得意科目で受験できる方式を選ぶことが大切です。
また、同じ大学・学部でも、学部別試験、全学部統一方式、共通テスト利用など、方式によって難易度が異なることがあります。特に共通テスト利用は、一般的に募集人数が少なく、合格に必要な得点率が高くなることもあるため、受験料が安いという理由だけで安易にたくさん出願すると、かえって費用がかかってしまいます。
実際、息子も「もしかしたら合格できるかもしれない」と言って出した共通テスト利用では不合格になり、同じ学科の学部別試験では合格になりました。
一方で、5・6教科型の共通テスト利用は、国公立志望の人には有利になる場合もあります。
また、一般選抜では英検を利用できたため、とても助かりました。ただし、英検利用方式は募集人数が少ない大学もあるので、募集要項をよく確認しておくことが大切です。
④スケジュール
私立大学の場合、スケジュールも大事になってきます。
合格発表から入学手続きまでの期間が短い大学もあります。その締切後に他大学の合格発表があると、入学金を二重で支払うことになります。
わが家では二重払いにならないようなスケジュールを組みました。
息子の場合は、第一志望以外は特に希望がなかったため良かったのですが、私立大学だと第1志望の合格発表が遅いというケースが多くなるかもしれません。
国公立大学と私立大学の併願でもそのずれは起こりますが、国公立の発表まで待ってくれる大学もあります。
⑤資料請求
夏頃に気になる大学に資料請求してみました。
近頃は、インターネットのみでパンフレットや入試要項を公開しているところも増えてきているようです。
個人的にはやはり紙のパンフレットの方が見やすいと感じました。
⑥インターネットの口コミ
その他、志望校を選ぶのに、インターネットの口コミも調べてみました。そこからは、偏差値の近い大学同士の一般試験の難易度の違いや、
一般試験では募集人数が非常に少ない大学があることなど、募集要項だけでは気付きにくい情報も知ることができました。
口コミでは受験生の生の声を知ることができ、参考になりました。ただし、入試方式や募集人数などの情報は、必ず大学の公式ホームページや募集要項でも確認するようにしました。
⑦合格最低点
今後、受験校の合格目標点を決めるために、大学のホームページで過去3年分くらいの合格最低点を確認し、印刷や保存をしておくと、過去問演習の目安になります。
⑧偏差値
最後に受ける模試は11月ごろになることが多いですが、現役生は最後まで学力が伸びると言われています。
早い段階では偏差値だけにとらわれず、自分に合った受験校を選び、最後まで努力を続けることが大切だと思いました。



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