1 三角定規をうまく使おう
角度を求める問題が苦手なお子さんって多いですよね。そんな時に頼れるのが「三角定規」です。皆さん、三角定規には2種類あるのはご存知でしょうか?それぞれの三角形の角度を覚えておくと役立ちますよ。
例えば、小さい方の三角定規は90度、45度、45度の角度を持つ直角二等辺三角形で、もう一方は90度、60度、30度の直角三角形です。これを覚えておけば、いろいろな角度が求めやすくなります!
図形の角度問題の基本は、三角形の3つの角度を合わせると180度になることから学びます。例えば、紙で作った三角形の3つの角をつなげると一直線になって180度になるのも、いい実験です。また、四角形では対角線で2つの三角形に分けられるので180×2で360度になるんです。これを応用すれば、どんな多角形でも角度が計算できます!
この基本の他に問題として登場するのが、三角定規の角度を利用した応用問題です。
2 もう一つのポイントは「外角」
図形の角度問題で便利な知識として、「外角」も覚えておくと役立ちます!外角とは、図形の角を作っている2本の線のうちの1本を伸ばしてできる角度のことです。この外角の特性を覚えておくと、図形の角度問題を解く時にとても便利です。
三角形の1つの角の外角は、他の2つの角を足したものと同じになります。これは前述の180度の実験を使って説明できます。小学校の範囲でもよく使うので、覚えておくといざという時に解きやすくなりますよ。中学校で学ぶのですが、小学校でも知っておくと大変便利です。
角度問題は、三角定規の角度と外角の知識を覚えて、足したり引いたりして解いていきます。この2つをしっかり理解しておくと、意外と簡単に角度の問題が解けるようになります!