息子の修学旅行から感じた、仲間との大切な絆

先日、息子が高校の修学旅行から帰ってきました。空港まで迎えに行き、駐車場で車で待っていると、エスカレーターから手を振りながら息子が降りてくるのが見えました。車のドアを開けると、満面の笑みで「ただいま!いやー、もー楽しかったー!!」と言いながら車に乗り込んできました。楽しさが溢れている表情を見ているだけで、私も嬉しい気持ちになりました。

仲間と過ごす時間の価値

息子によると、修学旅行で一番楽しかったのは、ホテルでみんなと過ごした時間、とのこと。何かハプニングとか?今時やるかわからないけど…枕投げとかするの?と話を聞いてみたのですが、ジェネレーションギャップ^_^;どうやらそんなことはなかった様子。なのに、最高に楽しかったっていうのは、一緒にみんなでいたことが楽しかったんですよね。いろいろな土地に足を運び、食事や観光、自主研修などのプログラムももちろん楽しかったようですが、友達と一緒に過ごした時間そのものが一番心に残った様子です。修学旅行って、観光地を訪れるだけでなく、友達と共に過ごすことが、より一層思い出深いものになるんですね。

今しかできない思い出作りを大切に

息子の修学旅行の話を聞いていると、長男の修学旅行のことを思い出しました。長男は修学旅行の時に、ちょうど大事な試合が重なって、参加できなかったのです。どんなに大事な試合があったとしても、修学旅行のような特別な機会は、一度きりだからこそ、参加させてあげられればよかったなと改めて思います。

そういえば娘の小学校の修学旅行でも、担任の先生が解散式でこんな言葉をかけてくださいました。「このメンバーで行ったから楽しかったんですよね。みんながいたからこそ、楽しい思い出ができたんですよね。」確かに!その言葉がとても印象的で、胸に響きました。先生はいつも、こうした一言で子どもたちや親までもウルっとさせるんです。ここでも修学旅行は観光を楽しむだけでなく、仲間との時間を通して絆を深める特別な場だということを改めて感じました。

次は家族旅行で、新たな思い出を


ところで今回、息子が訪れた場所の中で、私が写真を見せてもらってとても驚いたのは、東大寺の大きさと、金剛力士像の迫力でした。昔から教科書などでは何度も目にしていた景観ですが、息子の撮った写真を見てそのスケールの大きさに改めて驚かされました。写真には東大寺の前に立つ子どもたちが小さく写っていて、その小ささがかえって東大寺の圧倒的なスケールを感じさせてくれるんです!実は、私自身は、東大寺にはまだ足を運んだことがないのです。今後の旅行ではぜひ行ってみたいリストに登録です!教科書や写真だけでは伝わらない、その場所に立つと感じることができる感動があるはず!と、今からワクワクしています。そして、私がその旅で絆を深めるのは誰になるのでしょうか!修学旅行気分です(^-^;

子どもたちが成長していく中で、こうした貴重な経験はたくさん重ねていってほしいと思います。私もその一瞬一瞬を大切に見守り、一緒に楽しんでいけたらいいなと思っています。次回の家族旅行では(今年は珍しくもう計画しましたよ!)、私自身がまだ見ぬ世界を訪れて、家族で新たな思い出を作りたいと願っています。
とはいえ、私は「日頃の疲れを癒すための旅行」になりそうですが…お宿では、早めにぐっすり休むのも楽しみのひとつです!