1 小学校の図形学習ってどんなことするの?
小学校で習う図形の学習って、意外と幅広いんです。最初は「まる」「さんかく」「しかく」などの形を見分けるところからスタート!学年が上がると、面積や体積、角度、作図、円の性質などを学んでいきます。
低学年では、教科書のイラストや実際の図形を見ながら、形の違いを覚えていきます。時には、家から空き箱やお菓子の箱を持ち寄って、形を分けてみることもあります。
でも、もっと小さい頃に触れている「型はめパズル」って、実はとっても役立つんですよ!
2 型はめパズルって意外とすごい!
昔からある「型はめパズル」、皆さんのお家にもありませんでしたか?
木製のパズルで「まる」「さんかく」「しかく」などの形を穴にはめていく遊びは、自然と形の違いや特徴を学ぶのにピッタリ!
立方体の箱にいろんな形の穴が開いていて、そこにピースを入れるタイプもありますね。こういうおもちゃでたくさん遊ぶことで、子どもたちは手を動かしながら図形の感覚を身につけていくんです。
3 プログラミングで型はめパズルを作っちゃおう!
この型はめパズルを実際に小学校の授業で行っている例があるんです!
例えば「スクラッチ」というプログラミングツールを使うと、画面上で型はめパズルを作ることもできます。
スクラッチには「〇いろが〇いろに触れた」という命令があり、これを使って正しい形をはめられたかチェックすることができます。
例えば…
- 穴の色(黒)に触れたらOK!
- さらに背景の色(白)に触れていなければ、ピッタリはまったと判断。
- 正解するとピースが小さくなって消える&効果音が鳴る!
…というような動きも作れちゃいます。
さらに、最初は「まる」「さんかく」「しかく」の3種類で遊びますが、だんだんと図形の種類を増やすこともできます。
ランダムに図形を回転させる機能を追加すると、穴にピッタリ合うように回転させる工夫も必要になります。
この場合、キーボードの矢印キーに命令を割り当てて操作できるようにすると分かりやすいですね。
木製の型はめパズルには実物ならではの良さがありますが、スクラッチを使うと、
- 形や大きさ、個数を自由に変えられる
- 成功すると音や得点が入るなど演出ができる
- タイマーをつけてゲーム感覚で楽しめる
…といった面白さが加わります。
楽しく遊びながら学ぶことで、子どもたちも夢中になって図形を理解できるはずです。