冬の幸せ、手作りジャムのある暮らし

みなさんこんにちは!
先週末からまとまった雪が降り始め、本格的な冬がやってきましたね。
我が家の畑も雪景色に包まれ、春までお休みモードです。畑で採れた新鮮な野菜たちとも、また来年までしばしお別れですが、そんな冬でも楽しめる「自家製の味」があります。それは、手作りジャム!みなさんはおうちでジャムを作ったことはありますか?

自家製ジャムは冬の楽しみのひとつ

手作りジャムの一番の魅力は、甘さ、レモンの加え方、フルーツのつぶし具合など、自分好みにアレンジできるこです。何より、収穫した果物をジャムに加工することで長く、その味を楽しめるのが嬉しいポイント!

イチゴ、ブルーベリー、カシス、ハスカップなどで作ったジャムを冬の朝にトーストに塗ったり、ヨーグルトに添えたりすると、ちょっと贅沢な気分を味わえます。一種類ではジャムづくりに収穫量が足りない場合は、採れたベリー類をミックスするのも楽しいですよ。

さて、今年初めて作ったのは「やまぼうし」のジャムです。収穫期は秋なので、本当は作った直後にお伝えしたかったのですが、少し時間が空いてしまいました。忘れないように、ここで記録も兼ねてお話ししたいと思います。

やまぼうしの実をジャムにしたら驚きの美味しさ!

やまぼうしの花は、白くてきれいな形をしていて、街路樹や庭木としてもよく見かけます。我が家でもシンボルツリーにしていました。でも、「実が食べられる」とは、この秋まで知りませんでした。

そのことを知ったきっかけは友人の家を訪れたときのこと。

友人のお知り合いの山で子どもたちと一緒に収穫をお手伝いをさせて頂く機会がありました。※街路樹の実の収穫は安全面から控えてくださいね。
赤く熟した実は、サクランボのように見えるけれど、少し厚い皮に包まれています。

その日はスプーンで中身を掻き出し、濾し器で種を取り除いてジャムを作り、パイの中身にしていただきました。

ジャムは、淡い色合いで味も驚くほど優しく、それでいて自然の恵みたっぷり。子どもたちお手製の焼きたてパイを食べて、とても幸せな時間を過ごしました。

その後、お土産に頂いたやまぼうしで自宅でもジャムづくりに再挑戦。今度は赤い皮ごと煮詰めて濾してみたところ、やはり優しい赤色のジャムが完成しました。とろりとして上品な味わいに大満足です。やまぼうしジャムは、私にとって特別な一品になりました。

我が家のジャムづくりチャレンジ!

実はこれまでも、我が家では少し変わった素材のジャムづくりを楽しんできました。青いトマトのジャムやルバーブジャム、サワーポメロのジャムなど、普段は簡単に手に入らないようなものにも挑戦しています。それぞれ独特の風味があって、自家製ならではの贅沢を味わえるんです。

来年は、以前いただいて美味しかった「ビーツのジャム」に挑戦したいと思っています。いつもはスープやサラダでいただくビーツですが、ジャムの鮮やかな色と独特の甘さが印象的だったので、チャレンジしてみたいと思っています。

また、これからは、お友達が送ってくださるリンゴで作るジャムも毎年の楽しみ!リンゴの甘酸っぱい香りが漂うキッチンは、冬の幸せそのものです。そんなひとときは、スローな私の大好きな時間。

あなたもジャムづくりに挑戦しませんか?

手作りジャムは、季節の果物を余すことなく楽しめる素敵な方法です。食べ物を大切に味わえます。レシピはネットで簡単に見つかるので、ぜひいろいろ検索してみてください。特に珍しい果物で挑戦すると、驚きと発見がいっぱいですよ。

もうすぐで新しい年ですが、
来年の楽しみとして、皆さんの計画に「ジャム作り」を加えてみてはいかがでしょうか。