1 自動車のセンサー技術
自動車産業の発展はめざましいものがあります。また、その技術の進歩にも目を見張らずにはいられません。衝突を回避するセンサーが私たちを危険な事故から守ってくれるようになりました。
他にも、車線の中央を通るようにする仕組みから自動運転まで際限なく進歩する車にCМを観ながら驚くばかりです。
これらの仕組みは、基本になっているのは車に搭載された各種のセンサーのおかげだと素人ながら考えるところです。
人や物がそこに存在するという情報をえて、衝突しないように進路を変えたり減速したりします。
これに多くの情報から構成されたAIの技術がプラスされたならば、車自身が自分で判断して安全な運転を維持することができるようになるのでしょう。
2 自動車技術とプログラミング実践
大手自動車メーカーの地元愛知県の小学校で、自動車のセンサー技術をロボット自動車の制御プログラムを作成することで体験する授業がありました。
小学5年生の社会では、車の産業について学ぶ分野があり、自動車工場などの見学学習も行われています。
この授業では、総合的な学習の時間の学習として、実施されました。
指導計画としては、まず企業訪問をしセンサーの働きを知り、プログラミング体験をします。そして、この車技術の進歩が私たちの生活にどのように影響するかなどを学びます。
超音波センサーで対物距離を測って、車輪のスピードを調整したり止めたりする衝突回避のプログラムづくりを体験します。マイクロビットを使った教育用プログラミングロボットカーを使っています。
障害物を避けるために、左右に回る方法のプログラムを考える子ども達もいたそうです。
私たちの未来社会が、交通事故死傷者ゼロの社会となるように取り組んでいることを様々な角度から深く理解する学習となっています。