前回ご紹介した8つのポイントをもとに、実際に受験校を絞っていきました。
まず、第2回で作った大学比較一覧表をもとに、安全校、実力相応校、挑戦校に分けました。
⚫︎ 安全校(A〜B判定・すべり止め)
⚫︎ 実力相応校(B〜C判定・適正校)
⚫︎ 挑戦校(C〜E判定・チャレンジ校)
国公立大学が第一志望だったので、大学ごとの共通テストと2次試験の配点割合を見て、A・B・Cの3つのプランを作成しました。
共通テスト得点の目安は、模試のボーダー以上で幅を持たせて設定しました。国公立大学を受験する場合、共通テストは最初の大きな関門になります。
前期と後期だと、後期は募集人数が少なく前期より難易度が高くなる傾向があるため、私は前期よりやや難易度を下げた大学を候補にしました。
息子の場合、最終的には第一志望B判定まで行ったのですが、なるべく受験の負担を減らすために、私立大学の一般受験は2校に絞りました。
1校は挑戦校、もう1校は実力相応校です。さらに、共通テスト利用に5校出願しました。当初は安全校3校を考えていましたが、息子の希望で挑戦校2校を追加しました。
息子は国公立志望の理系でしたが、物理・化学よりも国語や社会などの文系科目を得意としていました。そのため、6教科型だけでなく、得意な国語を生かせる4教科型の共通テスト利用も活用しました。
その結果、一般選抜だけでは難しかったかもしれない大学にも合格することができ、受験の選択肢が広がりました。
受験数は多すぎると負担になりますが、第一志望の本番前に受験会場の雰囲気にも慣れることができたので、わが家では私立大学の一般受験は2校程度がちょうど良かったと感じています。
私立専願の場合は、さらに多く受験するケースもあるようです。
最近では、各大学でさまざまな受験方式や割引があるので、1つの大学を複数の方式で受験することもできます。
そして、浪人しないと決めている場合は、共通テストが思うようにいかなかった場合のプランも考えておくことが大切です。
共通テスト後の国公立大学の出願は、基本的に自己採点をもとに判断します。そのため、受験後すぐに自己採点をして、出願先を検討しました。
共通テストが思うようにいかなかったり、一般受験で合格を得られなかった場合には、私立大学の後期受験も選択肢になります。
私立大学の後期試験は募集人数が少ない場合もあるため、わが家では一般受験より少し偏差値を下げた大学を候補に入れていました。
万が一、共通テストの得点が想定より大きく下回った場合は、さらに私立大学の一般受験を2つ追加するCプランも作りました。
最後に、忘れてはいけないのが調査書の準備です。
調査書は高校によって扱い方はさまざまで、有料の学校もあるようですが、息子の高校の場合は、12月ごろ申請書に受験校を書いて提出すれば2週間ほどでいただけました。
発行するまでに時間がかかる場合、私立大学の後期試験に間に合わないと困るので、多めにもらっておきました。
開封すると無効になるため、厳重に保管しました。受験しなかった大学の分は3月に高校に返却しました。このあたりのルールも高校によって異なるようです。
大学によって、出願ごとに調査書が必要なところと、複数の方式に出願しても1通の提出でよいところがあるので、募集要項でよく確認しましょう。
受験校を最終決定したのは、11月末ごろでした。
受験は当日まで何が起こるかわかりません。A・B・Cプランを作っておいたことで、共通テストの結果がどうなっても慌てずに出願先を決めることができました。
あくまでわが家の一例ですが、あらかじめ複数のプランを準備しておくことは、共通テスト後の判断にも役立つと思います。
実際に作成したA・B・Cプラン表がこちらです。※大学名など一部の内容は加工していますが、実際に使用した形式です。

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📝 親メモ
受験校は、偏差値だけでなく、得意科目や受験方式も含めて考えることが大切だと感じました。
また、共通テストが思うようにいかなかった場合も想定して、あらかじめ複数のプランを用意しておくと、出願時に慌てずにすみます。
「得意を生かすこと」と「もしもの場合を考えておくこと」。
それが、わが家の受験校選びで大切にしたことでした。


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