秋の絵本と自然散策

みなさん、この休日はいかがお過ごしでしたか?
お天気も良く、気持ちが良かったですね。
私はというと、いつもの通り、子どもたちのスポーツに付き合っていました。練習場へ車を走らせながら、ふと周りの景色に目をやると、季節の移り変わりを感じました。木々の葉は色づき始め、鮮やかな赤や黄色が所々に顔を出しています。まさに、秋の訪れを告げる景色です。
こんな季節になると、いつも思い浮かべる絵本があります。

それは「もりの かくれんぼう」 末吉暁子 作・林明子 絵 の絵本です。

小さい頃から好きな絵本ですが、まさにその中の景色が目の前に広がる季節ですので、タイミングを逃してしまわないように、ぜひ今ご紹介したいと思います。
森の中でのかくれんぼ遊びが描かれています。お子さんと一緒に、本をいろいろな向きから見たりして、読んでみると楽しいと思いますよ。
そして、ぜひ、皆さんもこの絵本を思い浮かべながら外に出かけてみてほしいと思います。

おすすめの風景が近くにも

私がよく通る道には、この絵本に出てくるような森の景色がたくさんあります。秋が深まるにつれて、木々が色とりどりに染まり、小道はまるで葉っぱのトンネルです。そこに、時々温かな光がさし込んで・・・最高。

でももっと近くにもおすすめの場所が。それは恵庭渓谷。

ここは、例年10月中旬ごろまで見事な紅葉を楽しむことができるのではないでしょうか。
渓谷へ向かう道も、四季折々を通じて自然の魅力が広がります。(冬季間の通行止めや、土砂による通行止めも時々ありますのでその点はご注意を)

四季折々の恵庭渓谷周辺の魅力

春の雪解け:雪解けの清流が輝き、澄んだきれいな空気が広がります。車の窓を開けて、空気を吸い込むと、長い冬を越えた喜びが。

新緑の季節:恵庭湖周辺には桜広場も。沢山の桜で一面淡いピンクに染まります。そして初夏には、きらきらと輝く水面に映る新緑がとても美しく、光と緑が織りなす自然のアートを楽しむことができます。

夏の涼しさ:暑い夏でも、川のせせらぎが心地よく、木陰はひんやりとして癒しのスポットです。

秋の紅葉:そして何より、秋の紅葉の季節が圧巻です。この時期は一年で最も訪れる人が多い時期で、色とりどりの木々が渓谷を彩ります。

ご注意を!自然の中での安全対策

ただ、紅葉の美しさだけでなく、ちょっとした注意も必要です。
道中には「クマに注意」と書かれた看板がありますし、春先や秋の時期は鹿との遭遇もあり得ます。
絵本の中ではかわいらしい生き物たちも、実際に自然の中で出会うと驚くこともありますので、訪れる際には、自然の危険にも十分気をつけてくださいね。

子どもたちと一緒に楽しむ自然

「もりの かくれんぼう」のような物語は、自然の中での遊びや発見の楽しさを教えてくれます。綺麗な落ち葉を集めたり、葉を舞い上げたり、葉っぱを踏みしめる音を聞いたりりすると、穏やかな気分も味わうことができます。

この秋、ぜひお子さんたちと一緒に私たちの町の癒しスポットを訪れてみてはいかがでしょうか?きっとゆったりと素敵な時間が過ごせるはずですよ。